ご依頼の経緯
お客様はこれまで化粧品の製造を外部工場に委託し、自社は製造販売業者として活動されていました。このたび、新たに複数の化粧品をセット化して販売するプロジェクトを立ち上げるにあたり、化粧品を箱詰めするための「化粧品製造業許可」の取得が必要となり、ご相談いただきました。
お客様の声
製造業の手続きだけでなく、既存の製造販売業の体制や今後のマニュアル等も事業がやりやすいように見直しができたので、このタイミングで相談ができてよかった。
担当行政書士のコメント
化粧品製造業の許可を取得するためには、作業を行う場所の設備が基準を満たしている必要があります。今回はお客様の事務所内に新たな作業スペースを設けることが可能でしたので、設備基準を確認しながら申請手続きを進めました。また、セット化粧品には法定記載事項の表記が求められるため、製品ラベルや包装箱の内容についてもアドバイスを行いました。
さらに、既存の製造販売業体制を活かして許可取得後の運用がスムーズに進むよう、責任者の配置や手順書の改訂にも取り組みました。新許可の取得にとどまらず、今後の事業拡大を見据えた体制の見直しを同時に行ったことで、より効率的な事業運営を可能にしました。